米ドル円の話ですが、RSI14、9ともに売り時であるのは明らかではありますが、・・・
まずは、週末の夜半後(NY後半時間)の売りはまだ、ポジション整理の売りと見られれます。
月曜日早々の勘違いは避けましょう。
やはり、この浮かれ相場の上昇は、もう少し警戒する必要があるようです。
レンジは一旦105円を超える範囲を伺い、参加者の正気が戻ったところで、一気に100円割れまで
とみるのが、当研究所の見解です。
チャートを見る限り、2週ほどの中期的な展開を予想します。
大きくファンダメンタルは変化していないので、ここはロング派には逃げ場の提供で、
ショート派には、売り場探しとなるでしょう。
次の下向きの方向がついたときは、軽いパニックが予想されます。
米国の物価指数を見る限り、更なる大幅利下げの余地はすでになく。(インフレ方向警戒)
協調介入は、全体環境から難しい状態、中国当局へのレート操作に関する指摘などから、
プラス、もし協調介入となっても、すでに日本の場合は、外貨保有高が(主に米国債)危険水準に、
難しい状況というか、選択する手段にはほぼ無いと読んでいる。
もし、介入となっても、小手先で火に油となる可能性が高い。
為替投資情報はこちらでただ、継続して、ドル高になる可能性も捨てきれない。
原油高が行き過ぎたところまできている現状で、この先が読みにくい。
需要を引っ張ってきた、中国などの状態がかなり怪しい・・・・
まだ稼動には数年かかるが、南米を中心にかなり大規模な油田開発に現実性が出ているため、
中東情勢と生産調整などでこのまま高値が続くのか不透明。
欧米の大手金融機関は資本の補填にはいまのところ不安がなく、中小を除けば危機は当面なさそう。
ただし、リーマンのように見栄をはり、増資の必要なしなどと言う企業が今後出ると、数ヵ月後には大きなクエスチョンマークがでるだろう。
あまり好ましくない中東・東南アジアマネーを招き入れたくないという気持ちは、長期的な経営戦略から理解できなくは無いが、そのような悠長な状況では無いはずだ。
20年前のバンカメ危機のような連鎖がかなり高い確率で、市場は織り込み始めている。
いずれにしても、性急に一方向に進んでいかない状態であることは確かである。
大手金融機関が打ち出した雇用関係におけるレイオフは数万人規模となる予定だが、短期で見ても四半期ベースの話なので、実数化するには時間がかかる。
まずは、みなさま、是非、この時期は無理なレバレッジは避けて、上下の読みを楽しむ範囲にしましょう。
あまり読みすぎると痛い目に会いそうです。
あくまで、為替はそのときの他人の需要により動くのですから。
決め打ちは駄目ですよ。
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