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橋下氏が初当選

自公支援、大差で

 大阪府知事選は27日、投開票され、自民党府連の推薦、公明党府本部の支持を受けた無所属新人の弁護士でタレントの橋下徹(はしもととおる)氏(38)が、民主、社民、国民新推薦で元大阪大教授の熊谷貞俊(くまがいさだとし)氏(63)、共産推薦で弁護士の梅田章二(うめだしょうじ)氏(57)ら無所属新人4人を破り、初当選を決めた。2月6日に38歳8か月で知事に就任する橋下氏は、現職では全国最年少で、戦後3番目の若さ。30歳代の知事誕生は57年ぶりとなり、戦後4人目、大阪では初めて。投票率は48・95%で、過去最低だった前回(40・49%)を8・46ポイント上回った。

 「大阪再生」を最大の争点にした選挙戦は、33年ぶりに与野党が3極に分かれて激突。自民、公明両党は昨年11月の大阪市長選に続く大阪対決での連敗は避けられて安堵(あんど)する一方、「衆院選の前哨戦」と位置付けて総力戦で臨んだ民主党は気勢をそがれる形となった。

 橋下氏は、「子どもが笑う、大人も笑う」をキャッチフレーズに、トレードマークだった茶髪や色付きメガネのスタイルをやめて「誠実さ」を売り込む一方、無党派層へと支持を拡大するために「政党色」を消す戦術を選択。街頭では、自民、公明両党の議員は一切マイクを握らず、橋下氏が1人で演説を続けた。

 選挙中は、「(出馬しない可能性は)2万%でもいい」とした態度を一転させたことや、テレビでの核武装容認発言などへの批判を受けた。しかし、タレントとしての圧倒的な知名度で、20~30歳代の若年層や女性を中心に浸透。自民、公明両党の組織力にも支えられて、票を積み上げた。

 一方、熊谷氏は、民主党から全面的に支援を受け、連合大阪や部落解放同盟などとともに徹底した組織戦を展開。小沢代表や鳩山幹事長ら党幹部らが連日のように大阪入りしたが、最後まで知名度不足を克服できなかった。

 前回選に続いての出馬となった梅田氏は、貧困や格差の是正を訴えたが、2大政党制が進む中で共産推薦候補としての存在感を示すことができなかった。

 同知事選を巡っては、太田房江知事(56)が講師謝礼金を受け取るなど「政治とカネ」を巡る問題で批判を浴び、3選出馬を断念。長年続いてきた「共産VS非共産」の相乗りが崩れた。

 橋下氏は東京都出身。府立北野高、早大政経学部と進み、94年に司法試験に合格。98年に大阪市内に法律事務所を開設した後、日本テレビの「行列のできる法律相談所」などテレビに出演。「茶髪の弁護士」として人気タレントとなった。

 ◆府政に旋風起こせるか

 大阪府民は、弁護士でタレントの橋下徹氏(38)の若さに「大阪再生」を託した。型破りな弁護士としてマスコミの寵児(ちょうじ)となった「風雲児」が、府庁でも旋風を巻き起こせるか。選挙戦中に訴え続けた「エネルギーと爆発力」が問われることになる。

 知名度と人気は圧倒的だった。街頭で「大阪を変えよう、歴史を変えよう」と訴えると、どこへ行っても、若者や女性の人だかりができ、携帯電話のカメラを向けられた。財政危機で閉塞(へいそく)感が漂う府政を変革してほしい――。そんな思いの積み重ねが「異端の弁護士」の圧勝につながったのだろう。

 橋下氏には、府財政再建という大きな課題が待ち受けている。支援した自民、公明の両府議団は、橋下氏の公約に全面賛成したわけではない。政治手腕が未知数の橋下氏にとって、政党が足かせとなる可能性もある。

 圧倒的な支持を得た橋下氏が「関西のリーダー」「大阪の顔」として、新しい知事像を示すことができるのか。茶髪と色付き眼鏡を封印した橋下氏が、テレビで〈大物〉相手にひるまず主張を貫けたキャラクターまで封印してしまえば、府民の期待を裏切ることになるだろう。
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